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意識の行きどころ
俳優が役を生きるために必要な意識の行きどころに、セリフと演出と俳優自身の自己演出の魅せ方があるが、それは極僅かでなければならない。
それ以外の意識の行きどころは、必然的にキャラクターの意識が本来行くべきところに行く。
その為にもシーン、キャラクター、人間関係、情況を、深く心で理解しなければならないことは言うまでもない。
レペティションのレッスンは感じること、思うことで、相手に影響されすべてが自然発生的に生まれるようになること。(コミュニケーションの中で瞬間を拾う)
シーンと同様にレペティションも制限され、意識をさせられます。
このレッスンで繰り返しという必要な(ルール)への意識の行きどころと、シーンでセリフと演出と俳優自身の自己演出の魅せ方へ行く意識の行きどころは中身は違えど同様の意味を持ちます。
そしてそれは、ほんとうに極僅か。そして意識を超え、習慣から習性、やがては本能まで辿り着くように・・・