HOME > コメント 大塚太心
アクティングスタジオ,大塚 太心/俳優

意識を無意識で出来る俳優になりたい者です

大塚 太心

私がレッスンを受けたのが29才の時。
プロダクション事務所に所属し約2年半レッスンを受けました
稽古場では 週2日のレッスンで 稽古内容で その時設定を決めて

例1、 自分の両親又は兄弟、恋人が亡くした

例2、実際自分に起こった 辛い過去、楽しかった過去

その他莫大な設定がある。
稽古場に立ち 何人か同時に 一人の世界に入り 集中する
集中する事が難問
周りの声やアクションが 雑音。
集中出来ない それをクリヤーし 入る
自分の過去を再現する 思い返す、思い起こす、叩き起こす、集中力。

無理をして、そして自由に、楽器を幅広くする。

何かをしようとする その何かをする時に必要な事は一つじゃ出来ない初めての方はタップリ時間を掛けて訓練しないといけない。
繰り返し訓練をしていくとシーンの核心の部分が見えてくる。

つまり余分なシチュエイションをカットしポイントを掴む事が出来る。
現場に挑む。

現場とシチュエイション設定である役の人が亡くなりました。
側に居た私。
監督に「スイマセン泣いて下さい」「号泣ですか?」「はい」。
その時何を材料にするか?
考える時間などありません。
私はその人の優しく接してくれた事、想像しました。創造しました。
異常なくらい。
目を開けると目の前の優しい彼は死んでる。
想像の(創造)バウンドで涙が出てきます。
今度は悔し涙を必死に堪えようとします。
止まりません。
オッケーが出ました。
シチュエイションをする事は大切な事です。
しかし 俳優はリベラルじゃないといけない。
勿論、リベラルの言葉の中には色々な 要素が 含まれいる色々な角度でシチュエイションし、発想を武器にし、ドラム缶のような楽器を造る。

レペテイション

同じ言葉を数回繰り返す おはようでも様々な、おはようがある。
自分が言う おはよう。
役が言う おはよう。
それを意識するだけでも 差が出る。
でも、まずは自分。
台詞に意味はなく、気持ちに意味があるのではないか。
意識を無意識で出来る俳優になりたい者です。

大塚 太心

TRANSMISSION ≪ | ≫ NEXT

ブログパーツ

STUDIO OF ACTING







デュファストン