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アクティングスタジオ,松田 ジロウ/俳優

俳優としてひとつ前進したと感じます

松田 ジロウ

今の事務所に所属する前はフリーで俳優をしていました。

誰でもそうだと思うけど自分は演技はできる方だと思っていました。

社長からこのアクティングスタジオを受けてみたら、と言われた時、正直そんなの自分には必要ないと思いました。

あまり気乗りはしないけど社長に言われたから行くような感じで受ける事になりました。
しかし初回から全くついていけずに自分よりも役者歴の短い人からも笑われました。
互いに向き合い言葉を繰り返し、相手の感情、想いなどを感じとり言葉にする。
普段の生活でも行っている事ができず、今までの自分の演技の表現力の少なさに気がつかされました。

一平さんは感情や心の動きを楽器にたとえます。

楽器の音が鳴る。
相手が鳴らしてきた音に影響されて、こちらの楽器も音をだす。
アクティングスタジオに参加したての頃は緊張や強がり、そして今までの生活の中での色々な社会人としての我慢で心の楽器も錆びついて動かず、感情表現してるつもりでも見ている人には何も伝わりませんでした。

しかし回を重ねるうちに自分でも心が動くと言う事がわかるようになりました。

相手が優しく言ってくれた言葉に自然と涙がでてきたり、バカにされれば本当に腹がたち殴りたくなる、フリではなく心から湧き出る想い、これが役として生きる事だと感じるようになりました。

今の日本の撮影現場では、心から想って演じる事のできる現場は少ないと思います。

とくに有名でない俳優にとっては。

でも、そういう現場にでた時、それを求める監督に出会った時に、それができるとできないでは大きな差があると思います。

まだまだ俳優としては未熟でえらそうな事を言えるほどではないけれど、このアクティングスタジオを受けてみて本当に良かったと思っています。
俳優としてひとつ前進したと感じます。

また何かに迷ったり悩んだときは行きますから一平さんよろしくお願いします。

松田 ジロウ

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